カテゴリー「カーオーディオ」の72件の記事

2008.11.17

ALTEC再び導入

 久々にカーオーディオの近況を書きましょう。

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 一度は降ろしたALTECの車載用EQ ALC15をまた付けてみました。イコライジングのためというより、サブウーファーとミッドとのクロスオーバーのために導入しました。harman/kardonアンプ内蔵のフィルターだと150Hzというとんでもなく高い周波数でのクロスになってしまっていましたから。

 以前、morel MDT20にツイーターを交換してから、ミッドをMB QUART PCE215 から、またBOSTON RC51LFに戻しました。そして、BOSTON ACOUSTICSのサブウーファーを載せてみたり、oboさんから借りた密閉型サブウーファーに載せかえてみたりして、結果的に、2.1ch構成になっています。


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 左のTWはこんな感じにかなり内側を向いています。ちょっと内側を向き過ぎていて、右手を窓まで上げると音が左に寄るので、右ドアガラスから反射音が右耳に入ってきているのが分かります。もう少し助手席側を向けたほうがいいんじゃないかと思っています。


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 右のTWはこんな感じです。なるべくダッシュボードの奥に配置させ、角度は顔に向けています。アナログシステムの場合、左右のTWとリスニングポイントの距離差は少ないほど良いと思います。また、スピーカーの指向特性を考えると、右のツイーターを思いっきり内側に向けると高音が減衰し、右の高音成分を変な反射音としてあらぬ方向から聞くことになります。


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 ナカミチの DAC-101 が調子悪くなってしまったので降ろし、再生機として iPod5.5G 80GBと、CDを聴く時にサウンドモニター CDT-400Xを使っています。iPodは非常に便利なので、多少音が悪くてもやめられませんねぇ。5.5Gというモデルは歴代 iPodの中でも最も中域に張りがあると思います。それなりに太い音が出ます。これを東京光音のATTを通して(というかスルーして)、ALTEC ALC15経由でパラって、バイアンプ構成にしています。

 ツイーター用アンプはアルパインの3555をブリッジ接続で使っています。ミッドにはハーマンカードンのCA260を使用しました。このアンプ、ナカミチのDAC-101にも似た、コッテリと熱い、非常に音楽的な鳴りをしてくれます。ミッドはALTEC ALC15で125Hzぐらいからハイパスさせていますが、上はスルーです。パッシブを通していません。サブウーファーはハーマンカードンCA240を贅沢(?)に使い、これまたキャパシター要らずでパンチの効いた音を出してくれます。ALC15で、60Hz 24dB/Oct.のローパスを掛けています。

 とまあこんな感じなのですが、ALTEC ALC15でEQを掛けてみたり、位相をいじくってみたりするうちに、面白いセッティングを見つけました。一歩間違えれば総崩れとなってしまう、禁断の左右逆位相セッティングです。ミッドの左だけ位相反転させ、ディップが発生したところをパライコで位相を回しつつ補正していくと、あらま不思議、まるでTAを通したかのような、縦に長い音像が浮かびます。ステレオイメージも結構正確に定位します。昔、聞かせてもらったサスケさんのレガシィがこういう音だったと思います。もう少し反射音を減らせば、禁断の逆位相セッティングも完成形に近付くのではないかと思います。着座位置が左右スピーカーから1/4の場所であれば、理論的には逆位相のほうが左右の位相が合うはず。・・・昔、一度逆位相セッティングをやってコリャダメだと思って投げ出したのですが、パラメトリックEQのおかげで、こんな強引なこともできてしまうのですね・・・。

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2008.03.02

パフェ・ビール・アンプ


PENTAX K10D, SMC PENTAX-FA43 1:1.9 43mm Limited

 3月になったので、2月の写真の整理をしています。

 ここ数年、バレンタインデーには妻のお手製チョコレートパフェが登場します。僕はそんなに甘いものが好きなわけではないので、チョコレートよりも、こういったアイスクリームみたいなもののほうが良いのです。とろけるほどに愛して、などという意味が込められてるのではないかと解釈しておきます。

 そして、ホワイトデーには我が家ではHARBSのケーキがもはや定番、というか、ならわし、あるいは風物詩と言っても過言ではないでしょう。毎年同じ時期に同じものを味わう、変わらないことの良さ。なにも足さない、なにも引かない。いや、たまにはなにか足してもいいか。



PENTAX K10D, SMC PENTAX-FA43 1:1.9 43mm Limited

 サミュエル・アダムスも残りあと5本となりました。ホップの香りが他のビールとは比べ物にならない超絶のウマさ。もったいないからたまにしか開けていなかったのですが、24本が3ヶ月も持っていることになります。クリスマスにグビグビ飲んだのになぁ。とっとと飲み干してもう1ケース買おうかな。



PENTAX K10D, smc PENTAX-DA21 1:3.2 21mm AL Limited

 インプレッサの車載アンプを換えました。同じハーマンカードンですが、CA260というモデルです。調べてみると、CA240よりも前に設計されたモデルだったみたいです。ハイレベルインプットが付いていて、アッテネータはボリュームではなく、ハイロー2段階切り替え。時代を感じます。大きなヒートシンクと大型トランスの出っ張りで、アムクロン(amcron)のスタジオ用ラックマウントアンプみたいな雰囲気です。

スペックを書いておきましょう。

harman/kardon
CA260

FIRST MANUFACTURED: 1984
LAST MANUFACTURED: 1993

SPECIFICATIONS: General
Output 4 Ohms : 60 watts per channel, 20 - 20kHz
Output 2 Ohms : 90 watts per channel, 20 - 20kHz
Output 4 Ohms Bridged : 180 watts, 20 - 20kHz
High Instantaneous Current Capability (HCC) : +/-30A
Total Harmonic Distortion : no more than 0.1%
Negative Feedback : 25dB
Power Bandwidth : 10Hz to 100kHz
Frequency Response : 10Hz to 100kHz @ 1W (+/-3dB)
Signal-to-Noise Ratio : 80dB
Input Impedance : LINE LEVEL - 0.25V/ 0.8V (switchable)
HIGH LEVEL - 3V
Power Supply : DC +13.8V (11-16V usable), negative ground
Power Requirement : AT IDLE - 2.5A
FULL POWER MUSIC SIGNAL - 6.7A (4 ohms/ch), 10A (2 ohms/ch)
FULL POWER SINE WAVE - 20A (4 ohms/ch), 30A (2 ohms/ch)
Crossover Frequency(ies) : HIGH PASS - 200Hz, 12dB/octave
LOW PASS - 200Hz, 6dB/octave

 歪み率0.1%以下、S/N比80dBという、スペックオタクがコーヒーを吹きこぼしそうな数値が堂々と書かれていますが、いい音というのは数値で表すものじゃないのです。特にノイズに対して劣悪な環境のカーオーディオでは、好みの音色で鳴ってくれるかどうか、ただそれだけです。アンプ交換の2週間後にスピーカーもMBクウォートの17cmからボストンアコースティックスの13cmに戻してみたので、ツヤツヤで生々しい中域に期待したいと思います。

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2007.11.25

新しくて旧いiPod購入

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左 iPod 5G 60GB, 右 iPod 5.5G 80GB(保護シールを貼ったままの状態)

 iPod 5Gを買って1年が経ちます。お気に入りの曲をすべてApple Losslessで入れていたところ、最初は無限に容量があるかと思えた60GBでもいよいよ厳しくなってきました。じゃあ発売されたばかりのiPod Classic 160GBでも買おうかと思うのが普通ですが、店頭で触ってみた感じカバーフロー画面が重くてかったるく感じました。こりゃたまらんと思ったので、様子見していました。そうすると、たまたまアップルストアで整備済み製品(初期不良品を修理したリビルド品:見た目は新品同様にキズなし)のiPodが格安で出ていたので、エイヤッ!と買いました。

 白と黒がありましたが、黒が好きなので、また黒。見た目は5G 60GBと全く同じです。液晶のバックライトの色が5.5Gのほうがほんのり色温度が低いぐらい。5Gで使っていたレザーケースに入れるともう全く区別がつきません。音の違いはというと、「気のせいかもしれない」レベルですが、わずかに5.5Gが高域特性が良いかというぐらい。10人の一般人に聞いたら、9人は同じと答えるでしょう。わざわざ買い換えるほどでもないです。製造時期の違いによるバラツキかもしれませんし。

 ひとつ嬉しかったことがあります。80GBになってハードディスクの物理的な最小構成単位が変わったのかしりませんが、同じ曲をiTunesで転送すると、5.5Gのほうが容量が少なく表示されます。おかげで55GBあった曲がなぜか50GBを切りました。断片化していたのかもしれませんが、つい最近5Gはデフラグしたところなので、その可能性は低いと思います。

 これでまた通勤が楽しくなることでしょう。ちなみに通勤用のヘッドフォンにはBoseのノイズキャンセル機能付のQuiet Comfort 3を使っています。電車の中が驚くほど静かになります。街中でも図書館のように静かです。ただ欠点があって、車内アナウンスなどが聞こえるように人の声の帯域は通すように設計されているため、すぐ近くで他の客がおしゃべりしていると、恐ろしいほどクリアにその声が聞こえてしまいます。ザ・地獄耳。

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2007.09.07

アンプ入れ替え

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久しぶりにアンプを入れ替えました。
アルパイン3555 から harman/kardon CA240 になりました。

ハーマンカードン CA240 (1985-1993年製造)
Output 4 Ohms : 40 watts per channel, 20 - 20kHz
Output 2 Ohms : 50 watts per channel, 20 - 20kHz
Output 4 Ohms Bridged : 100 watts, 20 - 20kHz
High Instantaneous Current Capability (HCC) : +/-25A
Negative Feedback : 25dB
Power Bandwidth : 10Hz-100kHz
Frequency Response : 10Hz-100kHz @ 1W (+/-3dB)
Signal-to-Noise Ratio : 80dB
Input Sensitivity : 0.25-3V adjustable
Crossover Frequency(ies) : HIGH PASS - 200Hz, 12dB/Octave
LOW PASS - 200Hz, 12dB/Octave
Power Supply : DC +13.8V (11-16V usable), negative ground
Power Requirement : AT IDLE - 1.9A
FULL POWER MUSIC SIGNAL - 4A (4 ohms/ch), 6A (2 ohms/ch)
FULL POWER SINE WAVE - 12A (4 ohms/ch), 18A (2 ohms/ch)

歪み率0.1%で、S/Nは80dBというAVアンプのようなスペックですが、車なんでそこまで要求しません。
古きよきバブル時代のアンプらしく、出音は素晴らしいです。
パンチがありクリスピーな高音。スピーディで収まりのいい低音。カッチリとフラットな中域。
これに比べるとアルパイン3555がもっさりしていたような気がします。
なお、アンプの電源端子に15000μFのコンデンサを並列につけています。

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2007.04.09

ツイーター交換

Imgp0307
ついに「ちょっと違う人の車」になりました(笑)

ホーム用のmorel MDT20をダッシュボードの上に乗せました。
ネットワークはFOCAL FAK1をそのまま流用しました。
ミッドはいつものボストン5インチが入ってます。

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運転席側はこんな感じ。

とりあえず仮止めなので、エアコン吹き出し口の凹みにツイーターのお尻を斜めに乗せる「和式」固定となっています。
視界はほとんど気にならない感じ。
1個550gの重量物なので、急ブレーキでフロントガラスを突き破らないようにしないといけません。

さあ、肝心の音はといいますと、ものすごくハイエンドが伸びてるし、へんなピークがない。
音量を上げていくとパンチはあるし、リバーブがしっとりときれい。
これはかなり良いです。

これからエージングされていくとどういう感じに音が変わっていくか楽しみです。

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2007.04.03

部品調達


謎の円盤
Pentax K10D 1/5sec f/4.5 ISO400

そんなわけでモレルのMDT20を入手しました。

形状はスプリーモのようなリヤチャンバー付き。
直径104mm、重さ550g。
周波数特性は1600-25000Hz

一番の問題はどうやって車に取り付けるか、です。
8Ωなので、パッシブネットワークもフォーカルのを使いまわしてうまくいくとは思えません。
しばらく悩みそうです。

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2007.03.30

次はツイーターかな


待つ
Pentax K10D 0.006sec (1/180) f/4.5 35mm(52mm) ISO100

先週、とあるカーオーディオのオフ会に参加してきまして、随分と凄いシステムを聴かせてもらいました。
カーオーディオなんて、まだまだいくらでもやれることはあるんだな、と思いました。
どんなものだったかここに書くよりは、ぜひ皆さんもカーオーディオ系のオフ会に参加して、耳で確かめてもらうのが一番良いかと思います。

そんなわけで、当分はこれでいいかと思っていたところに、また新たな方向性が見えてきました。
中~低音はいいでしょう。ジャズもアシッドジャズもハウスも心地よく量感たっぷりに鳴ってくれます。
でももっと艶やかで、それでいて繊細で、なおかつ雰囲気のある音にしてみたい。
となると高音でしょう。そう、ツイーター。

この時は失敗に終わりましたが、ダッシュボード上のツイーターは高音が拡散してしまい、どうもクリアさに欠ける気がします。
ホーンツイーターを使う人をある方面でよく見かけるのも、反射音を極力避けた結果ではないかと思います。

ドームツイーターでなるべく直接音だけを耳に届かせたい。
じゃ、バッフルのついたツイーターにしてしまえばいい。
お茶椀みたいにデカイやつ。

と色々計画中…。

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2006.11.20

iPodはEQ必須か

このままでは寝られないので、AAC 256kbpsとApple ロスレスの音質を比較してみました。再生にはiPodを使います。ヘッドホンはソニーのMDR-7506です。CD-900STより再生レンジが広く、楽しく音楽が聴けます。

結果は、ロスレスのほうがわずかに質感が高くなります。特に超低音まで聞こえます。でも、このぐらいの差ならAACで全然問題ないでしょう。iPodとケンウッドHD20GA7との音質の差に比べればごくごく僅かな差です。

原因はAACではないとすると、iPodの内蔵アンプの周波数特性としか考えられません。
試しに今度は同じ曲をPCのiTunesとiPodで聞き比べてみました。すると、とても分かりやすいぐらいiTunesのほうが高音まできれいに出ていました。iPodとiTunesでこんなに音が違うなんて…。

iPodは低音がきれいに出て、中域に温かみがあると以前ここで書きましたが、言い換えればiPodは「高音が控えめ」ということにもなります。じゃあどうやってこの問題を解決するか。ケンウッドに買い換えるというのはナシです(笑)

iPodにはEQ機能が付いています。余計な波形演算が入るので本当はデジタルEQなんて通したくないところですが、この際、使ってみることにします。iPodのEQは「Bass Boost」なんかを掛けると、かなり酷い歪みが出ます。「Flat」は全然フラットじゃないし、「Loudness」もハァ?と思うような帯域を持ち上げてくれます。とりあえず色々なEQのプリセットを試してみると、「Jazz」のプリセットがいい具合に高音を上げてくれるようです。ソニーなんかは普通、EQプリセットでジャズというと低音をボーンと出してくるんですが、まあこれはアップル的な解釈なんでしょう。とにかく、この「Jazz」プリセットを使うことで、iPodの音が中域~高域までクッキリと出るようになりました。EQによる歪みも今のところ数曲聴いて特に感じません。

あとはこの状態で車載してみて、CDとの音の差を比較してみたいと思います。もしかしたら、このEQ設定でケンウッドに負けない音になってるかもしれません(笑)

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ケンウッド圧勝

今日は、ある方からある物を受け取りました。ついでなので、その方のケンウッドのHDDプレイヤー(HD20GA7)の音を聞かせてもらいました。たまたま2人とも入れていたMr.BigのTo be with youを聞き比べてみたのです。

iPodはAACの256kbps、ケンウッドはmp3の320kbpsという条件の違いはありましたけど、僕の車でカーアンプ直結にして同じ音量で聴いてみると…ガーン!iPod 5Gより、ケンウッドのHDDプレイヤーのほうが明らかに高音質じゃーん!(T-T

高域の解像度が違うし、中域の艶やかさも違う。ケンウッド圧勝やん!

買う前からいろいろな情報を見てケンウッドのデジタルアンプの評判は分かってはいたんですが、ここまで違っていたとは…。トホホ。
いいんです…。僕はiPodが好きなんです…。(Macユーザーが爆弾出まくるOS9 Macを擁護するのと同じ心境)

とりあえずリベンジ(?)に向けて、AAC256kbpsは「ドライブBGM用」と完全に割り切ることにします。お気に入りのCDは全部Appleロスレス(可逆圧縮)で取り込みしなおしましょうかね。それでもケンウッドに音質で勝てる自身は無いですが…。

素直にCDだけ聴いてたら不満は無いんですけどね~、改善できるところは何かしなくちゃ気が済まないんですよ…。
いや待てよ、AAC 256kbpsが諸悪の根源かも…。かすかな期待…。

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2006.11.18

アンプ交換

音量を上げると歪みだしていた富士通テンα3000Mを降ろして、昔使っていたアルパイン3555を載せました。
外す前にα3000Mで鳴らしてみると、今日は歪みが出ませんでした。暖まってくると歪みだすのか??こりゃタチが悪い。

アルパイン3555は4chアンプですが、ブリッジで2chにして使います。バッテリーのマイナスを外し、アンプの配線を全部3555に移植して、またバッテリーをつなぎました。オーディオはバッテリーから引いてるプラス線がむき出しですから、アンプのボディに触れただけでヒューズが飛びますので、バッテリーを外して作業したほうが良いです。

移植も終わり音量を少しずつ上げてみると、左しか音が鳴りません!
アンプのインプットが間違ってたかなと思って、見てみてもそれらしき気配はなく、ケーブルを確認してみると、なんとRCAケーブルがプラグから抜けていました。ショートするといけないのですぐにエンジンを切りました。

このRCAケーブルはモガミのNeglex 2473で自作したもので、いつの間にか引っ張って抜けていたのです。

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家に帰ってケーブルを切り、もう一度ハンダ付けしなおしました。カシメもしっかりやって、熱収縮チューブできれいに仕上げました。これだけやっても思いっきり引っ張ったら抜けるのが自作ケーブルの難点です。

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今回はなかなかきれいにできました。
熱収縮チューブは冷えると硬くなるので、少し長めにしておくとケーブル根元の断線防止にもなります。

このケーブルを再びセンターコンソールのアッテネータから運転席シート下のアンプまで引きなおして、また聞いてみると今度はちゃんと両方のチャンネルから音が出ました。オフ会の途中に断線しなくて良かった。ほんと。クルマには予備のケーブルを何本か積んでるんですけどね。

さて、アルパイン3555は1年ぐらい眠らせていましたので、ウォーミングアップさせてやらないとまだ眠っています。10分ぐらい経って目が覚めてきたようです。やっぱりイイですね~。このアンプ。
α3000Mは乾いた音が出ますが、アルパイン3555は中高域が濃いです。スネアはスパっと立ち上がりも良く胴までしっかり。高域はしっとりでα3000Mより控えめ。しかし小音量まで軽いコンプレッションが掛かったかのように出てきます。Cカーブ的なダイナミクス特性があるんでしょうか?Roy HanesのWe Threeの2曲目Sugar Rayを聴いていると、ドラムセットのスタンドか何かの音が右からチッ、チッとたまに聞こえました。エージングしていくとまた変わっていくかもしれません。

ツイーターの位置はほぼ決まったような気がします。The Brand New HeaviesのShelterを聴いてみましたが、真正面を向くとほぼ正面からボーカルが聞こえます。顔を少し左に向けるとボーカルは左に寄ります。顔を右に向けると右に寄ります。反射音だらけなのでこういうことが起きるんでしょうね。センターと左端の間の中間的なパンニングは結構忠実に出ているようです。久々に特に不満も無くまとまった気がします。しばらくこのセッティングのままいじらずに済むといいのですが…。

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