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2020.08.04

ライトショアジギングで青物を釣りたい

 海で釣りをするならやっぱり青物を釣りたい。青物というのは、ハマチ、ブリ、サワラ、シーバスなどの背中が青い(と言われる)魚です。バス釣りだと考えられないような70cmオーバーの大物も上がったりするのが海のルアーフィッシングの凄いところです。

 そんな青物をショア()からルアーをぶん投げて釣ろうというのがライトショアジギングで、30g60gぐらいのバカ重いジグを使います。磯などで100g以上のジグを投げるショアジギングよりはライトなので、ライトショアジギング(LSJ)と言われますが、正直なところバスをやってた者としては、どこがライトやねんというぐらいヘビーです。

 ジギングなだけあって、キャストしてからもダイナミックにシャクリます。引っ掛け釣りをしてるのかと思われそうなぐらい全力で竿を煽り、スーっとフォーリングさせて、また全力でシャクる様子は、体育会系フィッシングといっても過言ではないでしょう。体力に自信のない人には向きません。3時間ほどシャクると腕も手の指も筋肉がパンプアップします。

 最初は7.6ftのベイトクランキングロッド(20年前に購入)を使ってやってましたが、トップガイドにPEが絡んで折れてしまったので、ライトショアジギング用ロッドを購入しました。これを機にスピニングタックルに鞍替えです。バックラッシュよサラバ(じつはスピニングでもPEだとたまに結び目ができるんですが)

 現代の釣具業界の進歩はめざましく、ライトショアジギング用ロッドもしっかりラインナップされています。一応ダイワ党ですが、ジグキャスターというネーミングがどうも直球すぎたので、 シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド 20 コルトスナイパー XR S100Mにしました。ダイワは昔のファントムシリーズだけは名前がカッコ良かったんですが、相変わらずネーミングセンスが微妙ですね。ジグキャスターはトップガイドだけSICというのも不安でしたし。コルスナXR買うぞーと釣具屋3軒ハシゴして買ってから、後でダイワにショアスパルタンという上位シリーズがあることを知りました。シマノのロッドを買うのは初めてなので、ま、いっか。

 今の時代、YouTubeで何でも動画で学べますね。ライトショアジギングでフロロリーダーの先にジグを結ぶのにスナップスイベルを使うと大物がかかった時に伸びて、バラしてしまう危険性が高くなるそうです。大物どころか小物もまだ釣れていませんが、備えておきましょう。釣った魚は逃さない、それがスナイパーの心得です。

 スナップを使わずに直結するかというと、そうではなくて、スプリットリングを使うようです。ルアーを交換するたびにスプリットリングプライヤーを使うなんて、なんとも男らしい。ただ、スプリットリング1個だけだとジグのアイにリングを通すときにラインが外れてしまってイラッとします。そこで溶接リングという「だだの輪っか」にリーダーを結び、そこにスプリットリングをつなぎ、さらにジグのアイに通します。輪っかだらけでジャグリングのような光景にニヤッとしますが、これが最強の組み合わせになります。なお、スプリットリングは何回もつけ外ししてると伸びて隙間が開いてきますから、消耗品です。

さ、あとは釣るだけ!

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