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2007.05.20

ティルト・シフト・フェイク

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小学生の頃、「模型とラジオ」という本をよく買い与えられていた僕には鉄道模型の知識が入っています。Nゲージ、HOゲージ、Zゲージとか。結局1両も買ったことはないですが、知識として覚えてます。線路脇の土手は「ライケン」という木にそっくりなパーツを植え込みます。それから人間の模型が高くて、5体で3000円ぐらいしたりします。こち亀の両さんが作りそうな、豆粒ぐらいのリアルな人形です。 いつかはNゲージでジオラマを作ってみたいなと思いつつ四半世紀。 風景写真をミニチュア風に加工するのが流行ってるらしいという噂を聞いて、作ってみました。 ネットで調べてみると、こういう実際の風景をミニチュアっぽく写した写真は「逆ティルト」あるいは"Tilt-Shift Fake"と呼ばれているみたいです。ティルトシフトレンズという主に建築写真で使われるレンズを使って、おそらく建築関係者が趣味でやってた世界のようです。 しかし今はデジカメの時代ですから、普通に撮った写真からソフトでそれっぽく加工してしまうことができます。 ミニチュア写真の作り方(Photoshop) 1) 俯瞰で写真を撮る。奥行き感があるほど良い。 2) 調整レイヤーを作り、彩度、コントラストを模型っぽく調整する。 3) 写真の上下1/4ずつを帯状に範囲選択し、境界をぼかす。 4) 選択範囲に「ぼかし(レンズ)」を掛ける。(被写界深度が浅く見えるように)




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コメント

これはスゴイッ!!!!
本当に作ったのかと思いました。

私もNゲージは機関車一両を持っているだけで、憧れながら一度もレールセットを買ったことがありません。

あこがれのNゲージレイアウト。
一番上の写真の線路の築堤がいかにも発泡スチロールで作った土台にグリーンのパウダーをふった感じで逆リアルですなぁ。

私も遊んでみます(^^;

投稿: メジロ | 2007.05.23 00:40

一瞬本物のレイアウトかと思いましたよ、、、。
とにかく木の質感がライケンとかスポンジのシーナリー素材っぽくて異様にリアル。オドロキマシタ。

投稿: ポン | 2007.05.24 01:08

>メジロさん

餘部鉄橋のジオラマが見てみたいですね~。
積極的に加工していく種類の遊び方としては、ミニチュア化がおもしろいです。
豊富な風景写真ストックを活かしてぜひ!


>ポンさん

駐車場を見下ろした写真とか、なんでもミニチュア写真になりますよ。HDRより面白いかも(^^;
俯瞰で写真を撮ることが多くなりそうです(笑)

投稿: タカヒト | 2007.05.29 08:36

http://trifol.exblog.jp/2048252

投稿: vjwada | 2007.09.06 05:45

↑は人も写ってるけど、食玩のフィギュアのよう。

投稿: v | 2007.09.06 05:46

 

投稿: jwada | 2007.09.06 05:47

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「ティルト・シフト・フェイク」という写真がある。 フェイクというからには確かにフ [続きを読む]

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