現実以上に現実っぽい
写真は本文と関係ありま温泉
Panasonic DMC-LX2 0.005 sec (1/200) f/4 6.3 mm ISO100
WOWOWでMr.インクレディブルを見ました。面白かったです。公開当初に映画館で見ておけば良かった。
これはトイストーリーで有名なピクサーが作ったCGアニメです。さすがにハイテク分野の技術で作られるだけあって、映像は年々進化してますね。目に見えるものすべてCGですから凄いです。
映像がCGなら、音も全部後付けです。ミスターインクレディブルはとても音が良くできていました。実際ハリウッドの実写映画でも同時録音した音を使うのは一部の台詞ぐらいで、かなり後付けするらしいですけどね。吹き替え版を作るのにも都合がいいです。
金属がより金属っぽく、ガラスがガラスっぽく見えるのは音の効果が大きいです。たとえば十メートルの大きなガラス窓が割れる時、実際はパリーンと高い音が鳴るわけはないのですが、日常で聞いてるガラスの音というとパリーン!なので、そういう音を付けると「ああガラスだ」と分かるわけです。
生音がすべてリアルなのかというと、実際はそうではないということを作り手側はよく知っています。実写映画ではなかなか気が付かないことをこういうCG作品の音で気づいてもらいたいなと思います。
音に興味のある皆さん、ぜひご覧ください。
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- 現実以上に現実っぽい(2007.05.05)
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