RAW現像に挑戦してみた
せっかくLX2を買ったんだからもっと使いこなしてみようと思って、今回はRAW現像をやってみました。RAWフォーマットはマニアックな機能としてデジタル一眼レフや一部のコンパクトデジカメに搭載されています。DMC-LX2にも運良くそのRAW保存機能が搭載されていたというわけです。ちなみに現像といっても酢酸くさい部屋にこもってタイマー片手にやるアレではないですよ。全部パソコンでやります。
RAWは非圧縮で画像を保存するフォーマットなので、PCに取り込んでからソフトを使って「現像」することで、撮影後に明るさや色調を自由に調整することができます。レタッチのようなものですが、RAWの場合、元データが非圧縮なので、劣化が少なく自由度が高いのが利点です。
LX2はRAWで撮影すると、同時に確認用のJPEGも保存されます。
まずはそのJPEG画像がこちらです。三脚を立てて日没直後の明石大橋を撮りました。
↓
Exposure: 4 sec (4)
Aperture: f/4
Focal Length: 16.7 mm
Focal Length In 35mm Film: 86
ISO Speed: 100
そしてSILKY PIX(付属ソフト)でRAW現像してみたのがこちらです。
↓
あさやかカラ~。
RAW現像は結構難しいと聞いていましたが、ここまでたどり着くのに5回も現像しました。要するに、RAWからJPEGに変換してみて、ダメだこりゃ、というのを4回繰り返してようやくできたんです。ホワイトバランスやトーンカーブはわりと思ったとおりに変えられますが、なにが大変かって、ノイズ除去です。SILKY PIXのノイズリダクション無しではひどくて見てられません。かといって、ノイズリダクションが強すぎると、いかにもJPEG的なべったりとした模様ができてしまいます。ここらへんがRAW現像の難しいところなんでしょうか。
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