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2006.11.09

荒ゴミって言わへんの?

なんとなくwikipediaを見てたところ、「荒ゴミ」という言葉は神戸独自の言い回しらしいです。荒ゴミとは粗大ゴミのことを指しますが、神戸に何十年も住んでいると、どこに行ってもそう呼ぶものだと思っていました。

たとえば「荒ゴミ置き場から拾ったサンスイのプリメインアンプ」なんて言うと、どんなぐちゃぐちゃなゴミ置き場から拾ったのかと思われるかもしれませんが、至って普通の粗大ゴミ置き場です。

神戸独自のものは他にもあります。小学校で使うノートは、神戸市教育委員会指定のノートでなければなりません。「連絡帳」は紫色、「社会帳」は黄色、「国語帳」は緑色、「算数帳」は青色です。神戸市内の風景が単色で印刷されていました。市役所前の花時計とか。テレビでジャポニカ学習帳のCMを見るたびに、学校の規則破りしたい奴がこれを使うんやなと思っていました。井の中の蛙。

方言に関しては、神戸でも西に行くほど播州弁の影響を強く受けます。
「まだこーへんな。何しょんやろ。」
(まだ来ないな。何をしてるんだろう)
なんていうのは、播州ぽいですね。これぐらいは普通に使います。
大阪の人が聞くと田舎くさく聞こえるかもしれませんが、わりと普通です。

しかし僕は大学の4年間、河内弁の影響を受けてしまいました。
「まだけーへんな。何してんやろ」
と言うこともあります。この言い方、播州の人には気味悪がられます。

そういえば和歌山の人は「~しない」を「~しやん」と言いますね。
「さよけ」(そうか)みたいに語尾が「~け」になる変化は和歌山にも播州弁にもあります。

親戚のおばちゃんは「ざ行」が「だ行」に変化します。
「動物園でゾウを見た」が「どうぶつえんでドウをみた」になります。

「家もーってきとったのに、せんどまおーてへんかったな。最近どないどー?」
(家に戻ってきてたのに、しばらくの間会ってなかったな。最近どう?)
なんてばりばりの播州弁を聞くとかっこいいなと思いますね。

ほんな、これ読んで、がいよう、なにしとってな~。
播州弁フォーラム
全国大阪弁普及協会

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