音量を上げると歪みだしていた富士通テンα3000Mを降ろして、昔使っていたアルパイン3555を載せました。
外す前にα3000Mで鳴らしてみると、今日は歪みが出ませんでした。暖まってくると歪みだすのか??こりゃタチが悪い。
アルパイン3555は4chアンプですが、ブリッジで2chにして使います。バッテリーのマイナスを外し、アンプの配線を全部3555に移植して、またバッテリーをつなぎました。オーディオはバッテリーから引いてるプラス線がむき出しですから、アンプのボディに触れただけでヒューズが飛びますので、バッテリーを外して作業したほうが良いです。
移植も終わり音量を少しずつ上げてみると、左しか音が鳴りません!
アンプのインプットが間違ってたかなと思って、見てみてもそれらしき気配はなく、ケーブルを確認してみると、なんとRCAケーブルがプラグから抜けていました。ショートするといけないのですぐにエンジンを切りました。
このRCAケーブルはモガミのNeglex 2473で自作したもので、いつの間にか引っ張って抜けていたのです。
家に帰ってケーブルを切り、もう一度ハンダ付けしなおしました。カシメもしっかりやって、熱収縮チューブできれいに仕上げました。これだけやっても思いっきり引っ張ったら抜けるのが自作ケーブルの難点です。
今回はなかなかきれいにできました。
熱収縮チューブは冷えると硬くなるので、少し長めにしておくとケーブル根元の断線防止にもなります。
このケーブルを再びセンターコンソールのアッテネータから運転席シート下のアンプまで引きなおして、また聞いてみると今度はちゃんと両方のチャンネルから音が出ました。オフ会の途中に断線しなくて良かった。ほんと。クルマには予備のケーブルを何本か積んでるんですけどね。
さて、アルパイン3555は1年ぐらい眠らせていましたので、ウォーミングアップさせてやらないとまだ眠っています。10分ぐらい経って目が覚めてきたようです。やっぱりイイですね~。このアンプ。
α3000Mは乾いた音が出ますが、アルパイン3555は中高域が濃いです。スネアはスパっと立ち上がりも良く胴までしっかり。高域はしっとりでα3000Mより控えめ。しかし小音量まで軽いコンプレッションが掛かったかのように出てきます。Cカーブ的なダイナミクス特性があるんでしょうか?Roy HanesのWe Threeの2曲目Sugar Rayを聴いていると、ドラムセットのスタンドか何かの音が右からチッ、チッとたまに聞こえました。エージングしていくとまた変わっていくかもしれません。
ツイーターの位置はほぼ決まったような気がします。The Brand New HeaviesのShelterを聴いてみましたが、真正面を向くとほぼ正面からボーカルが聞こえます。顔を少し左に向けるとボーカルは左に寄ります。顔を右に向けると右に寄ります。反射音だらけなのでこういうことが起きるんでしょうね。センターと左端の間の中間的なパンニングは結構忠実に出ているようです。久々に特に不満も無くまとまった気がします。しばらくこのセッティングのままいじらずに済むといいのですが…。
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