ALTECのEQを追加
終戦記念日の今日、夕方までDVDを見ました。TEAM NACSの「LOOSER 失い続けてしまうアルバム」という芝居のDVD。新撰組と長州藩の人物をたった5人で演じているので、青と黒のリバーシブルの羽織を表に裏に大忙し。面白かった。
夕方、いよいよイコライザーの取り付けを開始しました。このアルテックのパライコは4 INPUTありますが、ナカミチのDAC-101からはラインが1系統しか出ていないので、アルテックをばらして基板にジャンパー線をハンダ付けして、1-2 INから3-4 INにパラってやりました。この4本の出力を4chアンプに入力すると、パッシブネットワークも各スピーカーラインの途中についていますから、完全にスピーカー1個ずつ単独でイコライジングできます。レベル調整も思いのままですから、FOCALのパッシブネットワークを開けて、-4dBのパッドが入っていたのをスルーさせてやりました。電源を配線し、イコライジング開始。まずはツマミを全部フラットにして、ゆっくりとボリュームを上げていくと、聴きなれた音が鳴り始めました。電源OK、S/Nも良し、ハムノイズも無し、プリアンプに癖のないナイスなイコライザーでした。てっきりアルテックだから、真空管アンプみたいなカマボコ特性かと思っていましたが、とてもハイファイ。マイルスを掛けながら、キンキンに鳴る帯域をミッドバンドのツマミをスイープさせて探しました。意外なことに、7kHzにピークを見つけました。もうツイーターの帯域です。4dBほどカットし、さらにピークを探していきます。3kHzでピアノが耳に刺さるところも4dBカット、80Hzあたりの低音がモコモコに膨らんでいるところを2dBカットしました。随分と聴きやすくなりました。いろんなCDを掛けてもそれなりに聞こえます。まあまあうまくいったんじゃないかと思います。気分によってEQのセッティングを変えることもできますし。
今までEQなど使わずに音を調整してみようと意気込んでいましたが、良質のパライコを使うのが一番近道だと思いました。DACのあとにプリアンプを入れるよりも、いっそのことパライコを入れてイコライジングしてしまったほうが、カーオーディオみたいな劣悪環境ではよっぽど楽でしょう。何が何でもとこだわる人以外は、DAC外付け、パライコ、4chアンプ(2chアンプx2)、パッシブフィルター4個の2WAYシステムでかなりの音が鳴らせると思います。
HU: Sound Monitor CDT-300X
DAC: Nakamichi DAC-101
ATT: 東京光音 2CP-2511SA10K
EQ: ALTEC LANSING ALC15
AMP: ALPINE 3555
TW: Focal TN45
WF: Boston Acoustics RC51LF(12.5cm)
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コメント
このイコライザーってキャビン内に設置するんですか?
素人質問ですいまへん(苦笑)
投稿: YASS | 2005.08.17 22:37
いえ、今は後部座席の足元に立てかけてあります。
本当はアームレストに載せてヤマトみたいに波動砲発射とかできるようにしたかったんですが、幅が足りなくて諦めました。
ラゲッジに置こうかとも思うんですが、これは手が届くところにないと調整できないものなのでニンともカンとも。
投稿: タカヒト | 2005.08.18 00:13
手のひらサイズぐらいだとグローブボックスに入るかもしれないけど、どう見たってそんなサイズじゃないっスね。
じゃあ、天井に設置は?旅客機のコックピットみたいでカッコイイかも!?
投稿: YASS | 2005.08.18 01:00