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2005.03.21

DAC設置!しかし!

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運転席の下にD/Aコンバーター。

天気も良く絶好のプチオフ日和でした。福岡で大地震があった直後だったんですが、サスケさん大丈夫かな?
まずは秘密の外装パーツをフィッティングしてみました。うーん、これは色を塗らないとまるで「事故ってパーツが剥がれて落ちかけの状態」みたいに見えてしまう。ということで、今回はパス。

それからぽっとさんの音を聴かせてもらいました。ナカミチのヘッドユニットと外付けアンプ、スピーカーはMB QUARTという組み合わせでなかなかドップリ泥沼具合が分かります。フロントはRCAで外部アンプにつなぎ、リヤは内蔵アンプで鳴らしているという構成。低音が出すぎでハイエンドが伸びないという悩みをお持ちだったので、バッ直とケーブル交換を考えてみましたが、フェーダーをリヤに振るとフロントの音まで下がってしまう。これは何かおかしいということで、接続を確かめたら、ヘッドユニットのリヤ出力にRCAケーブルがつながれていたようでした。なるほど。これでフェーダーの謎が解けました。試しに音を出すと、随分ハイの抜けが違います。すっきり上まで鳴るようになっていました。フロント出力はデッキの背面に直接RCAジャックがついているので、リヤはおまけみたいなものだったんでしょうか。一度に2つの問題が解決。ついでに自作のモガミRCAケーブルに換えてみると、これまた涼しげできれいな音に変わりました。この音を聴いてしまうと戻すのが惜しくなりますね。また今度プラグが入手できたらケーブルを作りますので、換えましょう。

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MBクオートの QM 215.03CX を分解。TESLAのコンデンサ。

DACを繋ぐ前に、まずパッシブネットワークの交換をしました。BOSTON RC51付属のものから、MB QUARTのものに換えると、高音が少し上まで伸びるようになりました。アッテネータは-6dBで丁度いいようです。ボストンのツイーターって元々音量が大きいようで、RC51のパッシブにも10W3.5Ωのセメント抵抗が入っていました。

いよいよDACの設置に入ります。サブウーハー用に使っていた ALPINE 3542 とキャパシターを降ろします。キャパシターを見てみると茶色い液体が付いていました。なんと、電解液が漏れていました。いつの間にか内部で破裂していたようです。爆発しなくて良かった…。気を取り直して DAC-101 を運転席の下に置き、電源とアースとリモート線を移植し、同軸デジタルケーブルと自作RCAケーブルを繋ぎました。今までヘッドユニットからRCAケーブルがステレオ3ペアで6本出ていたのが、たった1本になってスッキリしました。デジタルっていいな。

DACのRCAケーブルをアンプにつなぎました。バッテリーのマイナスをつなぎ、いよいよ試聴。ヘッドユニットのボリュームを0に絞って、CDを入れると「…ズドン!ドン!パン!」と物凄い大音量で再生されてびっくりしました。CDT-300X のデジタルアウトはプリフェーダーになっていて、ボリュームと無関係に0dB固定で送り出されるようです。スピーカーは運良く飛ばずに済みましたが、デッキでボリューム調整ができないという事態に唖然としてしまいました。これって、ラインレベルでアッテネータを挟まないと音量調整できないということなのです。とりあえずこの音量ではDACの音質がどうとか判断できないので、アンプのゲインを下げ、ブリッジ接続をステレオに戻しました。これで再度試聴してみると、音量はいつもより大きめだけど、なんとも密度の濃い音が出てきました。どのパートを耳で追ってもしっかりと存在感があります。ウーハーとツイーターの上下のつながりも良く、今まで左右のツイーターを繋いだ線上に音像が定位していたものが、左右ツイーターと左右のウーハーを頂点とした四角い範囲で音が鳴るようになりました。外部DACってやはり凄いです。

DAC経由では音量が下げられないのと、FMが聞けないので、ひとまずデッキのアナログ出力からアンプの3-4chにRCAで入力しました。この状態でアンプのインプットセレクタを3-4に変えて音を聴くと、デッキ内蔵DACの音が細く感じました。この差は大きく、外部DACは一度知ってしまったら戻れない気がします。次はラインアッテネータを作らなければ!まだまだ先は長いのでした…。

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コメント

地震の時、出張で佐世保に来ていましたが佐世保でも結構揺れが凄かったです。
が、10年前の震災も経験しているのでそれと較べたら、、、、、といったところでしょうか。
現在も佐世保にいて、自宅には未だに戻っていません。 家の中がどうなっているのか心配ですが、あと2日は帰れません(T.T)

さて、オーディオの件ですが、、、
なかなか泥沼航行から抜け出せないみたいですね。 先の楽しみが残っている、といった考え方もありますが(^_^;

DACの性能が良いと、解像度が上がるというよりは(勿論解像度は上がるんですけど)、音がブットくなり、コクが出るようになったように自分は感じます。でもそれも初めのうちだけで、やがて当たり前になってまた次のチューンナップをやってしまう、、、
まさに泥沼です。

時々、自分のカーオーディオを段階的にチューンダウンしてみたら最終的にどんな音になるのか試してみたくなる衝動に駆られます(^_^;

また機会がありましたら是非ラインアッテネーターを挟んだ音を聴かせてください。 タイミングがあえばオフに参加させていただければ、と思います。

投稿: サスケ | 2005.03.22 22:57

高級機ってDACもそうですし、プリアンプもいいものを積んでそうですね。ブットイ音、確かにそんな感じです。DAC101は中身の濃いジェラートアイスのような感じ。それと比較するとCDT-300X内蔵の18bitDACの音がシャーベットのような隙間の多い音に聞こえました。今までそんな風には感じなかったんですけどね。

思えば純正HUバッ直に紙コーンの頃の音って、ローファイながらも密度は高くて、方向性としてはアナログライクだったなあと今思います。

とりあえずアッテネータを付けてから、また色々と問題が出てくるんだろうなと思って覚悟してます(^_^;

投稿: タカヒト | 2005.03.23 08:31

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