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2005年2月の7件の記事

2005.02.21

アナログ実験

休日出勤で仕事が早く終わったので早速カーオーディオいじりをしました。アナログ化に先駆けてDSPオフ状態でのツイーター位置の調整です。DEX-P1のリスニングポジションセレクターをオフにして、タイムアライメントが掛からない状態にすると、奥まっていた音がパリッと前に出てきます。タイムアライメントを使うと簡単に運転席の前にセンター定位を持ってくることができますが、そのデジタル処理の音痩せときたら物凄いです。ダッシュボードの上で鳴っているように聞こえるので、まるで奥行きが出たように思えますが、冷静に考えるとこれは全ての音が痩せて引っ込んでいる状態でもあります。やはり家で聴くステレオのように近い音、遠い音という音像の奥行きがある感じではありません。純正オーディオで頑張っていたときの迫力のある音にも負けているのではとさえ感じます。

まずDSPオフ状態にすると、センターで鳴ってるスネアやボーカルが右のツイーターにグッと寄りました。DSPを使うこと前提で左右の周波数特性がなるべく同じになるような角度で固定していたので、DSPオフで右に寄るのは当然です。しかし巨匠のアナログシステムではボーカルがあまり右に寄らないという衝撃の事実を元に、角度の調整をしてみました。左のツイーターをルームミラー向きにして、右のツイーターを内側に真横向きから少しずつ手前にしていきました。シートにもたれるとツイーターに手が届かないので、ハンドルの上に頭が来るような格好で角度を調整するのですが、左右バラバラに聞こえていたボーカルがフッと顔の前で位相が合う角度がありました。この状態でシートにもたれると、またセンターが分散してしまいます。そこで、左右のツイーターを少しずつ手前に角度を広げていってやると、シートに背中がついた状態でハンドルの右半分あたりの少し高いところにボーカルが来るようになりました。タイムアライメントなしでも位相合わせできるんだなあとちょっぴり感動しました。しかし、ボーカルは正面近くに来たものの、スネアはやや右に寄っています。角度調整だけで全ての帯域が合うわけでは無いようです。とりあえず右のツイーターにビッタリ寄っている状態だけは回避できたので、アナログ化の第一歩としては実験成功です。

サブウーハー(80Hz以下)は元々タイムアライメントの補正をゼロにして位相だけを反転させていましたが、ちょっと試しに正相に戻してみるとクロス帯域あたりがスカッと相殺されて、超低音だけ後ろから聞こえるようになってしまいました。フロントと全然なじみません。これは誰が聞いても分かると思います。アナログ化したときにもサブウーハーは位相反転でいこうと思います。

それにしてもDSPオフの音ときたらDSPオンと全く違うということが良く分かりました。デジタルディバイダーは便利なので切っていないですが、これもスルーさせてネットワークで分けてやれば、もっと鮮度の高い音になると思います。ということで次はデジタルデバイダーを使わずに2chでアンプに入力し、パッシブネットワークで分けてみようと思います。これでDEX-P1は単なるCDプレーヤーになるわけです。勿体無いですが。

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2005.02.16

アナログにするなら

DEX-P1のコンデンサ交換をまだやっていないので、ここから先は将来的な構想なのですが、デジタルアウト付きの安い中古ヘッドユニットをトランスポートとして中古の外付けDACに同軸で繋ぎ、DACから短いラインケーブルでアンプに接続する構成なんてどうかなと考えています。多分、DSPオフのDEX-P1よりも活き活きとした音が出そうな気がします。内蔵アンプが不要になったのでCDA-7877JからDEX-P1に換えた経緯があるので、今度はDSPが不要になるのでDEX-P1からCD+外付けDACに換えるという寸法です。サブウーハーを使い続けるなら、DACの後でラインを分配してやらないといけませんが、実は既にALTECのカー用イコライザー/デバイダーを入手していたりします。

しかし問題は、そのDACやチャンデバをどこに設置するか、です。今でも座席の下はナビのチューナー、HKS CAMP、キャパシタ、アンプ2台が占拠していますので、これ以上入りません。ラゲッジまでデジタル同軸を伸ばしてオーディオボードを作成するしかないです。電源ケーブル引き直し、スピーカーケーブル引き直しと大作業です。そんな面倒なことをする時間もないし、やっぱりまずは現状の機材のDSPオフ時の滅茶苦茶な位相が幾分かマシになるように、スピーカーセッティングとデッドニングの見直しから始めることにします。

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2005.02.14

寝違い肩凝りブルース

寝違えたと思ったのは先週の木曜日でした。右を向くと首が痛いので「いやホント首が回らないねぇ」などと言って笑っていられたのも束の間、首から右の肩へと「寝違い」が移動していき、猛烈な肩凝りになりました。

金曜日、休日出勤でしたが肩凝りで頭まで痛くなってきて、頭が回らない。おまけに痛みはなぜか左肩へと移動していきました。右肩から首、頭、左肩へと大移動した「ネチガイ」は、居心地が良かったのか左肩に居座り始めました。なんとも辛い。

土曜日、街に出掛けました。元町の高架下で中古のフォークギターを買いました。半年ほど前にエレキを売っぱらったところなんですが、なんだかまた無性にジャカジャカ鳴らしてみたくなったのです。(「弾く」というほど上手くないので、適当に鳴らすだけです。)

日曜日、ギターを鳴らして遊びました。コード3つだけでブルースごっこ。楽しかったけど指が痛くなるし、肩も痛いままだし、ブルーす。

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2005.02.09

いい音とは

いい音ってどんな音?と聞かれることがあります。自分の好きな音がいい音だと答えることもありますが、それでは漠然とし過ぎていますね。実際には、大抵の人がいい音に感じる音というものがあります。音を作る立場にいると、自分の好みで作りつつも、一般的にいい音に感じてもらえるようなものを目指します。では、いい音というのは何を基準に判断すれば良いのでしょうか。

まず、音の基準要素を説明します。低音から高音まで幅広く、かつ均一に再生される周波数特性(f特)、小さな音から大きな音まで幅広く再生されるダイナミックレンジ(Dレンジ)、無音状態でもビートやノイズの少ない高いシグナル/ノイズ比率(S/N比)、そして艶やかさが損なわれる不快な歪みを極力減らし、ステレオやサラウンド環境では自然で効果的な定位を目指します。ほかにも色々ありますが割愛します。

カーオーディオでいい音を目指すには次のポイントをチェックしてみると良いと思います。
・キック、ベース、ギター、ボーカル、シンセ、スネア、ハイハットのどのパートを聴いても鮮明でその楽器の音に聞こえるか。
・キックにアタック感がなかったり、スネアがこもっていたり、ハイハットが耳を突き刺すようなことはないか。
・ベースのフレーズやリズムに合わせてドアの内張りがブンブンと唸ったりしないか。
・ボーカルが細い音(安いダイナミックマイクで録音したような音)になっていないか。
・CDをポーズ状態にして、スピーカーからサーっとノイズが出ていないか。
・センターに定位しているパート(ボーカル、ベース、キック)が左右に振れていたり、定位的にぼやけていないか。

まずはこれぐらいをチェックポイントとして、そこからさらに煮詰めていくとすれば、
・ベースのフレーズを追いかけて聴いていると音量が極端に小さくなる音域は無いか。
・キックの胴鳴り、スネアのリバーブがきれいに聞こえるか。
・ピアノやギターに不自然な歪みが無いか。
とかまあ、聴く音楽によって変わってきますが、全ての楽器が鮮明に鳴っているかを確認します。もちろんシンセパッドやストリングスなど、あえてリバーブでぼやかしているパートもあります。

定位に関しては音質とは別で考えたほうが良いと思います。基本的に定位はセンターにどっしり構えたほうが気持ちいい音と、左右、サラウンドでは後ろに振ると気持ちいい音があり、作り手はそれを意識して作っています。少々脱線すると、実はステレオ2chでも上下の定位が耳の錯覚として存在します。フルレンジスピーカーでも目をつぶると高い音は上から、低い音は下から聞こえてくるんです。定位が広がると、各パートの解像度が上がります。解像度が上がるとますますパートごとの音質の良し悪しが見えてきます。センターに音のぼやけたボーカル、ベース、スネアが混在していると明らかにいい音とは言えないでしょう。つまり音質あっての定位であり、定位だけで音質まで改善できるわけではないので、別物と考えたほうが良いです。

さて、上記のチェックで問題を見つけたときの調整方法ですが、色々あると思います。ケースバイケースですし、機材で解決するものから、配線や施工で解決するものもあります。そこを試行錯誤するのがカーオーディオDIYの醍醐味であるわけで、僕自身まだまだ研究中です。とにかく、何かをやってみて、その変化を感じ取るのが大切だと思います。音は少しずつしか変化しませんから。劇的に変化!というのは、燃費10%アップ!というぐらいウソです。元が悪すぎたか、予想外の方向に変化しただけだと思います。

最後にひとつ。朝は耳が寝ています。徹夜明けなどは最悪です。音のスピードに耳がついていけません。昼以降は耳の調子が良いです。多少音量を上げても鋭く聞き取れます。朝に音の良し悪しを判断するのはやめておいたほうが良いでしょうね。

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2005.02.07

しばらく乗らないと

2週間ぶりに車に乗りました。キーをひねると電圧計が9Vを差していて、これはヤバイなと思いながらセルを回すと3回ほどウオンウオンとクランキングしたのちにブルルンと掛かりました。こんなに掛かりが悪かったのは初めてです。気温が10度を切ってるせいもあるかと思いますが、カーナビやオーディオ類の待機電流がじわじわと効いていたのかもしれません。しかも、数週間おきに乗っても走るのは10キロぐらいなので、まともに充電できていないと思います。あまり乗らない車にはキャパシタを使わないほうが良いのかな。

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2005.02.06

アブドゥール・シャバー

ようやくシャバに戻れた感じです。なんと3ヶ月ぶりに土日が休みです。こんなに仕事に打ち込んだのも久しぶり。昼間に家にいるというのは遠い彼方の思い出になっていました。急にまた人並みの生活ができるようになって、ほんともう何をしていいか分からない状態です。さんざん待たされたETCカードが届いたのは、いつの出来事だっけ?と記憶を取り戻すのに苦労します。

とにかくやりたいこと、やらないといけないことが色々あると思うのですが、天気もいいし、近くのアウトレットに行ってきました。もう冬物のバーゲンも終わって、いよいよ怒涛の売り尽くしセールが始まっていました。40%オフみたいな甘っちょろいものではなく、80%オフなどという破格値もありで、両手いっぱいニットやジャケットを買い漁りました。今年はもう冬物は買えないと思っていただけに、とっても嬉しいです。

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リビングの奥に何か洒落た照明がほしいなあと思っていたら、こんないいものを見つけました。ART WORK STUDIOのフロスティというランプです。製氷皿で作った氷のようなガラスの中に白熱灯が入っています。電気を消しても氷のように見えて、昼間でも楽しいです。このアートワークスタジオっていう会社、調べてみたら、伊川谷にあるTransitという雑貨屋さんを経営してる会社で、あの雑貨屋さんが製品も作っていたとは知りませんでした。まあまあご近所さんです。Transitにはしばらく行ってないんですが、なかなかいい感じのお店なので、また行ってみようと思います。

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リビングの隅にPCを置いてるんですが、こんな感じになりました。心地よくて寝てしまいそう。
さて明日は何をしようかなと。ETCを使って遠いところにでも行きたいなあ。無理に高速を使うことはないんですけどね。ETCがあると高速に乗りたくなります。そろそろエンジンオイルも換えたいし、DSPを切ってベストな位置にツイーターの角度を調整したい。そういえば、土日ってこういうことばっかり考えていたなあと、ようやく思い出しました。

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2005.02.01

最高気温3度

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寒いのでなんとなくオジー・オズボーンを聴いてる。

なんと今日は兵庫県南部の予報は最高気温3度、最低気温マイナス2度だそうです。冷蔵庫より寒くなります。冷凍庫よりは暖かくなります。どっちかというとチルドルームぐらいです。入ったことないですが。とにかく今日は今年で一番の冷え込みになりそうです。雪でも降ってくれたらいいのに、こんな寒い日に限って風が強くてただ寒いだけだったりします。ニット帽をかぶったほうが良いですね。

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