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2005.01.12

JOE HENDERSON / Page One

最近、Joe Henderson のpage one が気に入ってます。ピアノトリオばっかり聴いたあとにクインテットが聞きたくなったらすぐに手が伸びます。tsのジョー・ヘンダーソンとtpのケニー・ドーハムのハモリですが、2人とも荒っぽいぶっきらぼうな感じがあって、カッチリしてない微妙なワルっぽさがあります。しかしそれとは対照的に、ピート・ラロッカがリズムマシンかと思うぐらい正確にリズムを刻んでいるのが面白いです。このアルバムでは、機械のようにカッチリしたドラムと、性格の違う双子のじゃじゃ馬のような管楽器との絶妙なマッチングが堪能できます。ちょうどその間に割って入るピアノがマッコイ・タイナーなんですが、けして脇役にもならず、馬たちを余裕のロープさばきでドラムにくくりつけている感じがします。ちなみに5曲目のタイトルは"Jinrikisha"です。1963年にアメリカ人が人力車を見てインスピレーションを受けたら、こういう曲ができあがるんですね。エッサホイサ走ってる感じはしますが、ちょっとカッコよすぎます!

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