あとひと駅で眠くなる
せっかくブログなので、トラックバックというものをやってみました。
うちの場合、都心部から離れたところに住んでいるので、だんだんと客が降りていき、ちょうど自分の両側が空いた頃が自宅最寄り駅のひと駅前だったりします。パーソナルスペースが確保されたことと、あと一駅で着くという安堵感で眠気はピークに達します。ここでうっかり眠りに着くと、ほんの一瞬の間に数駅ワープしてしまうという怪奇現象が起こります。
終点まで寝過ごしたときのあの動揺はまるで悪夢のようです。窓の外には見慣れない景色、ガラガラの車内(泥酔者数人)、早足で隣の車両から歩いてくる車掌、これは下り列車なのか、はたまた終点で折り返して上り列車になってしまったのか、様々な思いが駆け巡ります。ガバッと起きて飛び出したら、まだ手前の駅だったという恥ずかしい思いをしたことがあるので、とりあえず目が覚めたら早急に状況の把握に努めます。ここはどこだ?とチラリと窓の外を眺め、閉まりそうなドアを心配する素振りを決して見せずに、やや大股でカカッと電車を降ります。反対側のホームに進むのは時刻表などを遠目に見ながら、さり気無く行います。誰に気を使ってるのか分かりませんが、なんというか照れ隠しの心理がそうさせるのでしょうか。しばらく待ってやって来た車内ガラガラの上り線に乗り、ほっと椅子に腰掛けたときには、完全に眠気が飛んでいます。あと一駅は要注意です。
| 固定リンク | 0
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント