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2004年9月の6件の記事

2004.09.27

IN YOUR OWN SWEET WAY

ジャズを聴き始めて4年目。本気でハマりだしてからまだ1年ぐらいです。今日はまたひとつ驚きがありました。ジャズ歴何十年のジャズ通さんから見れば微笑ましいかもしれませんが、今日たまたま1500円と安かったので買ったマイルス・デイビス・クインテットの1956年のアルバム"WORKIN'"の3曲目が、僕のまだまだ数少ない十数枚のジャズコレクションの中でもお気に入りのビル・エヴァンス・トリオ"How My Heart Sings!"に収録されているのと同じ"IN YOUR OWN SWEET WAY"だったのです。マイルスの物悲しい吹き方がもうたまりません!素晴らしいです。秋の予感です。調べていくと、これはビル・エヴァンスの曲ではなく、デイヴ・ブルーベックの曲だったんですね。これはオリジナルもチェックしなければ!時代考証的にはビル・エヴァンスはマイルスよりも後の1962年に演奏していますから、驚く順序が逆でしたけどね。

ジャズっていろんな人が「枯葉」をやってるようにスタンダードナンバーが存在することは知っていましたが、自分の持ってるCDの中でかぶったのは始めてです。いや~嬉しい。ね、ね、初々しいでしょう!1950年代の録音にまるで今、起こった出来事のように驚けるなんて幸せです。レコード屋の棚にはまだまだ知らないジャズが潜んでいそうで楽しみです。

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2004.09.18

CD-R焼き環境を整える

50~60年代のジャズのCDって昔のアナログ録音ですからヒスノイズが乗ってますし、レベルオーバーしてたまに音割れしたりしてますが、最近のリマスタリング版は随分いい音がします。レンジも広くて、なんというかパワフルで生々しい音。しかしこれをCD-Rに焼くとMDのように音の密度が減ってしまいます。カーステ用にCD-Rで常備しておきたいので、なんとか良い音で焼けないものかと「焼き環境向上計画」を発動しました。

まずはドライブ。PLEXTERのPX-W1210TAを使用していました。CDR12倍速/CDRW10倍速/読み込み32倍速という昔のIDE内蔵型ドライブです。これでも当時3万円ぐらいしたと思います。これを超えるドライブを探しました。
うろついていると、こんなページを見つけました。
なるほど。内蔵型より、外付けのほうがノイズや電源の関係で音には良いということです。で、早速ゲットしたのが、プレクスターのPX-W4012TUという、USB外付けドライブです。中古で8000円。アルミ鍛造モノコックボディに入っている超絶ドライブです。パソコンの上に載せたりせずに別のラックに載せてファンなどの振動が伝わらないようにしました。これで Art Farmer の Modern Art を焼いてみました。4倍速で焼いたのにハイハットの金属感やラッパの空気感が凄い。こういうのが欲しかったのです。

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2004.09.06

吸音材導入&EQバイパス

地震はもう来ないことを祈りつつ今日の本題。
ドアの中でボンボンと響いていたミッドの背圧の反射音を吸音材で減らしてみました。吸音材は東急ハンズで購入したゼトロ吸音シート。片側が粘着シートになっていて使いやすいです。結構大きいので、これを横長に切ってドアパネルに貼りました。最初はインナパネルの裏側(窓側)に貼ろうと思っていましたが、レギュレータのアームに当たるのでやめました。ドアパネルに貼って心配なのは、雨水を吸い込む可能性が高いことです。吸音材は発泡ゴムのようなものに不織布をかぶせたものでできていますが、縁は溶かして閉じてあるようなので、中に水はたまりにくいと思います。スピーカーの真後ろにはミニソネックスを貼っているので、ドアオープナーのあたりのいかにも音が溜まりそうなあたりに重点的に貼りました。

パワーウインドウのスイッチパネルがよくビビっていましたが、ここには椅子の足の裏に貼るフェルトシートを細く切って貼りました。厚さが2mmもあるシートでしたが、それほど浮かずに済みました。また、スイッチパネルのあたりのドアトリムが空洞になっていて、ここからいかにもパネル側に音が逃げていそうだったので、2cm幅のスポンジテープで隙間を塞ぎました。これでスイッチパネルのビビリは消えました。

試聴してみると、ドア全体のこもったような鳴りが減っていました。コンコンと歪んでいた中域が穏やかになった感じです。しかし、まだボーカルの下のほうの帯域がぼってりと重い感じでした。DEX-P1のイコライザーはプリセットのFLATにしたときと、カスタムモードに入って全くいじらずに0dBにしたときでは、明らかに音の張りが違っています。EQアルゴリズムを通る際に再計算して音痩せしてるんでしょうか。なんとしてでもイコライザーを使わないところまで追い込みたいと思っていましたので、イコライザーはFLATにしてネットワークで調整してみることにしました。

まずはカットオフ周波数の調整。サブウーハーを付けているので、ミッドはなるべく下を鳴らしたくないと思っています。いろいろ聞き比べると、150Hzあたりから下をミッドで鳴らすか鳴らさないかで中域の張りが結構変わってきます。それこそ250Hz~3kHzあたりをミッドに設定してやると、ラッパもボーカルも実に伸びやかできれいな音がします。3WAYにしてる人はこれができるんだなあとちょっと羨ましくなりましたが、フロントから250Hz以下が鳴っていないと、ラゲッジのサブウーハーの低音を前に持ってくることができませんでした。ミッドの良さを活かすためにあえてサブウーハーのLPFを100Hzまで上げ、ミッドは125Hzで切ってみました。サブウーハーの位相を反転させるとしっかり前に来ました。試しにサブウーハーへの出力をミュートすると低音がカスカスになります。でもこれでいいんです。ミッドにはなるべく低音を担当させたくないですから。この125Hzというのはキックのビーターの「バフッ」といってるあたりの帯域で、なおかつベースの下のほうの帯域なので、サブウーハーに100Hz以下を任せてもリズム感は損なわれません。

ボストンのミッドはあまり上まで鳴らないので、とりあえず3.15kHzで切って、ツイーターの下は4kHzにしてみました。コンガの音で合わすとこのあたりの帯域が良く分かりました。コンガの「トーン」というオープン音がちょうどこのあたりに被っていて、カーブを調整していくと、上下に分離していた音がちょうどスピーカーの真ん中で鳴り出しました。これでネットワークの調整は完了です。それでボーカル曲を聴いてみると、やっぱりボーカルが重たい。スネアはパシッと心地よく鳴っているのに。もしかするとツイーターの音量が小さいのかな?と思って、ツイーターの音量を上げていくと、みるみるボーカルが明るくなっていくじゃありませんか!

ガーッ!なんという無駄なことを今までしていたのでしょう。そういえばツイーターがシャキシャキでうるさかったときにアンプのゲインをツイーター側だけ下げていました。あの頃はとんでもないカーブでEQを掛けていたので、それでも丁度良かったのですが、今はクロスもほどほど定まってきて、EQもバイパスで、何も考えずにそのまま鳴らしてやれば、それほど悩むことはなかったのです。ミッドの125Hzから下をバッサリ切ったことで多少中域の歪みが改善されてはいると思いますが、それにしても気付くのが遅すぎた…。新しいスピーカーを導入したときは、なにもかもリセットすることを忘れないようにしよう。

結局このことに気付いたのが車庫入れする直前で、適当なレベル調整で若干低域不足なまま本日の作業終了となりました。曲者のDEX-P1でイコライザーをバイパスできるところまで追い込めましたし、ここからはツイーターの角度とケーブルのチューニングでなんとかなりそうな気配です。

余談

家でClone CDを使ってオーディオCDをコピーするとき、8倍速リッピング&等速書き込みと、等速リッピング&等速書き込みを比較してみました。ドライブはPLEXTER 1210TAです。結果、やはり差が出ました。8倍速リッピングでは、シンバルの複雑な倍音も薄っぺらくなり、全域で音抜けが悪くなります。等速&等速では、これぐらいならCD-Rをクルマ用にしてもいいなと思えるレベルでコピーできました。CD-Rって絶対に音が悪くなるものだと思っていましたが、等速リッピングなら悪くないですね。今まで32倍速でリッピングしてたものは全部やり直しかな…。

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東海地震が来る?

さっき、また地震がありました。また金魚鉢の水がこぼれました。どんな金魚鉢かというと、直径30cm、高さ10cmの火鉢状のガラス鉢で、水深は7cmほどです。出目金のクロちゃんが住んでいます。
今度も和歌山沖が震源のようで、東海地震と関連してるんじゃないかと心配です。マグニチュード7というと相当強い地震です。

東海地震については、ここに詳しく書かれています。備えておきましょう。
http://www1.pref.yamanashi.jp/chishiki/toukai-kiso/toukai01.htm
http://www.toukaijishin.com/

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2004.09.05

地震こわい

奈良・和歌山で震度5の地震がありました。神戸は震度3でしたが結構揺れました。テーブルの上の金魚蜂の水がこぼれたので手で押さえていました。地震でユサユサと揺れ始めるといつも「今度はでかいんちゃうやろか」と思ってしまいます。震災以来、軽い揺れでも、震源付近はもっと激しくて家が崩れたりしてるんじゃないかと考えるようになりました。突然やってくるだけに地震って怖い。古い建物だと平気で倒壊したりしますからね。

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2004.09.02

希少車街道まっしぐら

ファミレスに行ったらちょうど窓の外に駐車場のクルマが見える位置になりました。しばらくしてクルマの前に人がいるなと思ったら、学生っぽいギャル2人がじっと見ていました。あちこち指差したり、近づいたり遠ざかったり。うちのクルマが気になって仕方なかったようです。5分ぐらいは見ていたんじゃないでしょうか。その後、ギャルズはフィットに乗って走っていきました。丸目はギャルに人気なようです。コンパクトを卒業した私のマキシコンパクト。フィットの次は丸目を中古で探してね。

東急ハンズでゼトロ吸音シートというのを買ってきました。グラスウールを買おうかと思ってたのですが、粉塵が心配なので、こっちにしてみました。これをドアインナパネルの裏側とドアトリムの内側に貼り、中低域を減らそうと思います。吸音材って耳に近づけると部屋の空気音がなくなって狭い部屋にいるような感じになります。また、顔に近づけて声を出してみると反射しないので自分の声が気持ち悪く聞こえます。それだけ音が吸い込まれているわけです。もちろん吸い寄せる効果はありませんので、あくまで入ってきた音を反射しにくいというだけです。鉄板で囲まれたドアパネル~インナパネル間に吸音材を仕込むことで、自作エンクロージャと同じように不要な音の反射が減ると思います。これでEQをバイパスにした時のボーカルの厚ぼったさを解消できれば良いのですが。

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