IN YOUR OWN SWEET WAY
ジャズを聴き始めて４年目。本気でハマりだしてからまだ１年ぐらいです。今日はまたひとつ驚きがありました。ジャズ歴何十年のジャズ通さんから見れば微笑ましいかもしれませんが、今日たまたま1500円と安かったので買ったマイルス・デイビス・クインテットの1956年のアルバム"WORKIN'"の３曲目が、僕のまだまだ数少ない十数枚のジャズコレクションの中でもお気に入りのビル・エヴァンス・トリオ"How My Heart Sings!
ジャズっていろんな人が「枯葉」をやってるようにスタンダードナンバーが存在することは知っていましたが、自分の持ってるCDの中でかぶったのは始めてです。いや～嬉しい。ね、ね、初々しいでしょう！1950年代の録音にまるで今、起こった出来事のように驚けるなんて幸せです。レコード屋の棚にはまだまだ知らないジャズが潜んでいそうで楽しみです。
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コメント
ボクがジャズに入り込むきっかけになった曲は、高校生の頃、父のクルマに時々乗った時にかかっていた、オスカーピーターソンのベスト盤に入っていた「酒と薔薇の日々」でした。もう、これがおとなの雰囲気だやぁ～！みたいに感じたものです。ミドルテンポ、ピアノ跳ねまくり、テンションバリバリ、小技を散らしまくったパーカッシブなピアノアレンジ、それでいて美しい旋律が破綻していない。超絶だと思いました。
元々の曲は、古いアメリカ映画のテーマ曲で、この映画、見たことないんだけど、聞く所によると、年老いた主人公の男が酒と女に溺れていくようなスロゥで廃退的な映画のはず。原曲はＦＭなどで何度も聞いたことがあるんですが、ストリングスアンサンブルがスロゥにメロディを奏でるようなものでした。これもいい。
同じ曲でも、全然性格が違うんですよね。ところで、甲乙付けるなら、ピーターソン。まちがいない。初めて知ったアレンジというのは、印象に残るものだからでしょうか。
しかし、曲によっては後から聞いた方を気に入ってしまうこともあります。そういうアレンジに巡り会うのは、幸せなものでして、例えばどこかの店に何人かで入って、有線で流れている曲をなんとなく聞いた時に、おい、なんだこのバージョン。スゲーよろしいじゃないの！ なんて思っても、一緒にいたヒトに伝えても、余りわかってくれないので、一人でコッソリと興奮したりするものです。
最近ＣＤを買わなくなってきましたが、ふと思い出したように中古屋でジャズコーナーを買い占めたくなる時があります。そろそろそんな時期かな？
さて、日曜、東京に行って来ます。ＣＤ１０枚くらい持って行かなきゃ。１０日、おひまならクルマ見ます？
投稿: obo_san | 2004.09.30 18:52
オスカーピーターソンの http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A001329/VICJ-61081.html このアルバム、聴いてみたいですねー。
ジャズってわりとハズレが少ない気がします。どれもテーマがあってソロがあって聴き所タップリですからね。今まで買った中では、コルトレーンの「至上の愛」だけがいまひとつでした。結構退屈で。帯に書いてある「スイングジャーナルでゴールドディスク選定」とかってあんまりアテにしないほうがいいですね。
amazon.comでかなり試聴できるので、聴いてるとどれも欲しくなってしまいます。最近はビクターや東芝EMIから1500円シリーズが出てて、ほんともうジャンジャン買いたい気分です。今はサックス中心に集めてます。クインテット、セクステットなんかで息ピッタリにハモられるとカッコよすぎで涙出そうです。
そういえばジムホールのアランフェス協奏曲に入ってる曲をやってる他のバンドがいたけど思い出せない…。
投稿: タカヒト | 2004.10.02 01:31
表題曲ですが、ウェス・モンゴメリーがプレイしてました。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000000Y27/qid=1096815923/sr=1-1/ref=sr_1_1/002-2754705-8292865?v=glance&s=music
ギターで聴くとまた雰囲気が違いますねー。
投稿: タカヒト | 2004.10.04 00:09