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2004年7月の5件の記事

2004.07.26

スピーカー交換

以前から興味があったBoston Acousticsの12.5cmコンポーネントスピーカーRC51がオークションに出てたので、格安でゲットしました。ボストンのRallyシリーズはとっくにカタログ落ちしていますが評判の良かったモデルで、今使っているサブウーハーのRS110BもRallyシリーズなのでマッチングは良いと思います。

スピーカー交換の前にDEX-P1のバッ直電源線に10000μFのキャパシタを付けてみました。そうすると非常に分かりやすく中高域が変化しました。スネアがスタン!としっかり鳴るようになりました。これは確実に良い方向に変化があったと思います。

そして、ツイーターをTS-C016Aのハードドームからボストンのソフトドームに替えました。ツイーターへの配線もベルデンの716をやめて、少し細い708mk2の2本重ねに引き直しました。
最初に片方だけツイーターを替えて聞き比べてみると、同じ5kHzからクロスしてるのに質感がまるで違いました。カロッツェリアはボストンに比べるとコシが無く、軽くて薄っぺらい音。繊細というよりもサラサラしすぎてメリハリが無い感じです。ボストンのほうは、しっかりと5kHz付近から鳴っていて、分離の良いクッキリとした音が上まで伸びています。音量を上げるとちゃんとパンチの効いた音が出て、ライブ感が出ます。ソフトドームってもっと柔らかい印象を持っていたのですが、ボストンは驚くほどカッチリとした音が出ています。ネオジウム磁石のせいでしょうか。

ウーハーは12.5cmなのでバッフルボードが合いません。通販で13cm用のものがあったので、それを注文しています。なぜ16cmではなく、12.5cmのウーハーにしたかというと、既にサブウーハーを積んでいるため、フロントのウーハーには100Hz以下の低音をフィルターでカットオフしておき、低音の大きな振動で中高域の位相ずれを起こさないようにしようと思ったからです。
インプレッサの純正スピーカーのフレームは16cmですが、スピーカーの口径は13cmです。純正は13cmでも十分な低音が出ます。それこそバスレフにでもしたら、4cm程度のスピーカーでも低音は出せるものなのです。そういうわけで、あえて中高域をきれいに出すための12.5cmにしました。あまり他の人がやらないことに挑戦してみたわけです。
ウーハーの取り付けは今度の週末の予定です。

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2004.07.22

音の傾向と対策

アンプの電源端子にコンデンサを付けて3週間経ちました。1週間目あたりから中域がかなり出るようになり、トランペットやサックスがキンキンと耳に付くようになってしまいました。EQで2kHz前後を抑えると落ち着きます。タイムアライメントを掛けると音は全体に細くなりますが、中域のうるさい感じは減ります。さてここからどう詰めていくと良いでしょうか。2kHz前後というとウーハーの受け持つ帯域です。クロスをそこまで下げるわけにはいかないので、EQで補正してとりあえず聞ける状態にしています。ウーハーはパイオニアのTS-C016Aですが、もしかしたらこれがかなり中域の出るスピーカーなのかもしれません。他の人のパイオニアのスピーカーをいくつか聞いてきた印象として、中域と高域に山があるような気がします。特にツイーターは特徴があって、アルパインやMB QUARTのようなサラッとした柔らかい音にならず、シャキシャキとした硬い音がします。ちなみにうちは中古スピーカーなのでかなりエージングされています。ツイーターはダッシュボードの上に貼り付けているだけなので音にパンチが無いのは仕方ないとして、ウーハーの中域の癖はなんとかならないかと悩みます。わざと落ち着いた音のするケーブルに替えてやるという方法もあります。ウーハー用のスピーカケーブルにSAECを使っているのも中域が持ち上がる要因となっているのかもしれません。購入価格は中古スピーカーよりケーブルのほうが高かったりします。Fさんに教えてもらった通りに、ベルデン708を2本束にして鳴らしてみるとどうなるか試してみたいところです。ケーブルで駄目ならスピーカーを替えてみようと思います。

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2004.07.19

電圧計取り付け

040718

今まで温度計と電圧計が一体化したLCDデジタル表示のもの(2000円ぐらい)を使用していました。これには電圧が11.5V以下になると警告音が鳴る機能がついていました。電装品をいろいろ付けているので、夜間停車中にエアコンとヘッドライトを付けてブレーキ踏んでDレンジに入れてると12Vを切ることもあり、その度に警告音が鳴って家族の評判は良くありませんでした。このうるさい電圧計を温度計専用にして、アナログの電圧計を取り付けました。大森メーターの45φカラードメーターです(写真右端)。このメーターはRGB3色のLEDが内蔵されていて、専用の小さなコントローラを使ってメーターの照明を好きな色に変えることができます。アペックスのELメーターに合わせてELの微妙な青色にもできますし、ピンク色とか黄色とか気分で変える事もできます。カラー調整なんていうのは、メーター本来の機能とは全く関係ないですが、3本のツマミを回してカラーを調整するというのは、ツマミ好きにはたまりません。無駄にいじりたくなります。ホント面白い。
電圧計もメーターの振幅が比較的大きくて、90度の範囲で11V~14Vまで振れるように設計されています。なかなか機敏に動きます。

不思議なことに、このメーターに替えてから電圧が12Vを切らなくなりました。実は前のメーターは電圧が正確に表示されていなかったんじゃないかと思います。

大森メーター
φ45電圧計(カラード) EVO-012-BFC
メーターパネル P-96

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2004.07.05

DSPを切ってみた

とりあえずベルデン708を20m購入しました。週末にいろいろやろうと思っていましたが、時間がなかったのでDEX-P1のタイムアライメントを掛けないとどれぐらい音質に差が出るか(定位は考えない!)試してみました。カロのDSP内蔵デッキにはポジション設定というのがありますが、いつも運転席側に指定していたものを指定なしにするとタイムアライメントがオフになるようです。音は随分変わりました。3kHzあたりがキンキンになります。全体に音量が上がったような感じで、よくいえば張りのある音、悪く言えば締りの無い音です。ジョン・コルトレーンのGiant Stepsを掛けていましたが、パートごとにパンが左右に振られているので定位感に不満はありませんでした。しかしキンキンなのは結構疲れます。今までDSPで音が痩せて丁度良くなっていたのか、位相があっていてうるさくなかったのか、どちらかが原因かと思いましたが、ハイレンジをOFFにしてバランスを片方に振り切ってもウーハーの中域が張ってるので、きっとDSPによる中域の音痩せの影響なのでしょう。この状態が、DEX-P1のデジタルクロスオーバーで分割されたアナログ出力をアルパインのパワーアンプで増幅した音、ということになります。カロデッキとアルパインアンプの周波数特性のピークが見事にぶつかって、やかましい音になってるんでしょうか。デジタルの音痩せの少ない、この状態から物理的・電気的に音を仕上げてやろうと思います。ウーハーがうるさいのはドアトリムの共鳴による歪みも多少は影響してるでしょうから、内側にオトナシートでも貼ってみましょうか。あれは安くて効果絶大です。それから超絶オーディオチューナーのFさんに教えていただいた電源ケーブルの増設。アンプがまだ本来のパワーが出ていないような気がするので、環境をよくしてやりましょう。それからデッキにキャパシタも付けてみます。ELNAのCerafineって生産完了してたんですね。これは貴重です。これらをひとつずつ音を確かめながらやっていくと随分と楽しめそうです。問題はあまり時間がないこと…。コツコツやっていきます。あ、そうだ。デジタルネットワークのカーブを0dBにしてフルレンジで送り、アンプに内蔵されたフィルターでクロスオーバーさせてやるという手もあります。DEX-P1のデジタル機能をことごとく切っていくのって勿体無いですが、これが銅メッキシャーシのパワーアンプレスCDプレーヤーだと思えば、いきなりアナログデッキに買い換える必要も無いですね。

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2004.07.01

デジタルで良いのか?

純正デッキ以降、現在までアルパインのCDA-7877J、カロのDEX-P1と使ってきました。これらDSP内蔵ヘッドユニットに替えてからタイムアライメントで定位バッチリ!と喜んでいましたが、所詮、定位が決まるのはセンターだけで、右側への広がりを感じさせるのは物理的に無理です。それに、左右に振り切って録音してあるジャズを聴いてると、センターってそんなに大事か?と思うことがあります。DSPは原音から積極的に加工するには適していますが、原音の滑らかな振幅を保ったまま加工するのはデジタルである以上無理です。しかも量子化で音痩せが生じているように感じます。先日、アナログシステムの凄さを知ってしまったので、いっそのこと、デジタルシステムに見切りをつけて、DSPレスにしてやろうかとも考えています。純正デッキの持っていたカタマリ感のある音の雰囲気、あれはまさしくアナログです。音が悪くなるぐらいなら定位なんてどうでもいいです。アンプレスデッキの次はDSPレスに挑戦したいと思います。忙しいので時期は未定ですが、いずれDEX-P1も売りに出すと思います。

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