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2004年6月の8件の記事

2004.06.28

目からウロコ

oboさんとカーオーディオを随分と凝ってらっしゃる方に会いに行きました。その方はCDチェンジャーから自作DACでアッテネータをかまして富士通テンの改造アンプに入力し、自作ネットワーク、ツイーターはフォステクスのでっかい民生用、ウーハーは13cmが2発、ドアトリムは取っ払って分厚いMDFで一面を固めているという、もう物凄い凝りようです。電源ケーブルも4Gや1Gやそういう値の張るものではなく、ベルデン708を束にして使用し、ラインケーブルもモガミの2473という電線を使っていました。これらのケーブルの値段って実はメートル200円ぐらいらしいです。メートル2000円のケーブルでさえ音にうーんと悩んでいた僕らは一体なんだったんだろうと思いました。とにかくハイエンドが伸び、全帯域にダイナミックさを感じ、ドラムはスパン!と心地よく耳を突き、ベースはゴリン!とすぐそこで弾いているようでした。自分の車に戻って聴いてみると、うーん、全然パンチが足りない。中域がニギヤカでうるさい。サブウーハーの付け足したような低音はむしろ邪魔。そんな感じがしました。小さな自作キャパシター(エルナーの15000μF)をお借りして、アンプに付けてみたら、高音がパリッと立っていてさらに驚きました。そのうち1.5Fぐらいのでかいやつを付けようと思っていましたが、これで十分です。というか、容量的にでかければいいというのではなくて、これでないと駄目なような気がします。その方のお話ではコンデンサーは2週間ぐらいで音が変わってくるそうなので、本当の威力はそれからなのだそうです。なんだかずっと前から入りたかった世界に踏み入れた気がします。より高価なものに交換していくやり方はやめて、安価で評判のいいパーツで改造していく方向で良い音を目指したいと思います。

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2004.06.27

ミニコンはフルサイズを超えられるか

オンキョーのINTEC 205に替えてから、いよいよ今まで使っていたフルサイズの単体ステレオを売りに出すことにしました。売る前にミニコンとどれぐらい音が違うものかあらためて比べることにしました。A-909LTDとYAMAHA AX-890、C-709XとSONY CDP-333ESJを比較してみました。フルサイズのほうは6~10万円前後の普及機です。ミニコンのほうはINTEC 205シリーズの最高級リミテッドバージョンなので、めいっぱい頑張っているはずです。

気になるジャッジメントは…
スペースに余裕があるのなら、フルサイズ10万円以下のバラコンを組み合わせたほうが良い。
です。

INTECの音がたまらなく悪いというわけではありません。ミニコン(サイズ的にはミニミニコン)としては十分な高音質だと思います。ドンシャリでスッカスカのコンポは巷に溢れていると思いますが、INTEC 205はバラコンで聴きなれた比較的落ち着きのある良い音がします。営業方面から「店頭受けするように中高域をツヤツヤにしてくれ!」という意見が出たのかどうか知りませんが、ボーカルには随分と張りが出ます。そのおかげでドンシャリではなく、ローハイともフラットでやや張りのある音になっています。しかし、バラコンと比較して辛口な評価をつけるなら、第一にS/Nが悪いです。賑やかなミニコン売り場では気付かないと思いますが、アンプの電源を入れると結構ホワイトノイズが聞こえます。必然的にダイナミックレンジが減って全体にコンプで潰したような軽い圧迫感があります。そして、ピアノ、ベースがピークで時折歪みます。ピアノトリオを聴いてると長年バラコンに親しんだ耳では歪みに敏感に反応してしまいます。あのサイズに詰め込んだんだから仕方ないと割り切るしかないでしょうかね。大音量で聴いてると疲れてきます。

開発者はどのあたりまで妥協して作っているのでしょうか。
開発員「この歪みはどうしましょうか?」
上司「これは定価いくらで出すんだ?」
開発員「4万円台です」
上司「それならこんなもんだろ」

というような会話があったのかは知りませんが、オンキョーならミニコンでも安心だろうとフルサイズから買い換える人は要注意です。やはり4万円のアンプは4万円の音が出るように作ってあるんでしょう。
ビギナーがラジカセから買い換えれば段違いの高音質に感じるとは思いますが。(BOSEのWAVE RADIOだけは別格。ラジカセなのに良い音です。)

メーカーさんお願いします。単体6~8万円ぐらいしていいですから、フルサイズコンポのパーツを無理矢理詰め込んで、せめてフルサイズ並の音のミニミニコンを作ってください。電源がセパレートになっても構いません。どうせCDしか聴かないので、CDとパワーアンプを一体化したようなものでも良いです。「うちのオーディオ機器開発部の技術の粋をこのサイズに凝縮しました!」みたいなものを出してください。ミニコン=オーディオ入門機ではないですよ。住宅事情でフルサイズから乗り換えるステレオ世代の残党がいますから。サブ機としても一切妥協なく作って欲しいですね。ミニコンに求めるのは値段じゃなくてサイズです。多少高くても音が良くて(特別良いというほどでなくても、悪いと感じるヒスノイズ、歪みが少なければよい)コンパクトなものが欲しいです。

まあINTEC 205はかなり小さいですし、省スペース効果には満足しています。しばらくしたらコンデンサーをブラックゲートに替えたりして楽しもうと思います。INTEC 275ならもうちょっと良いかな、とか、シャープの1BITはどうなんだろ、とか思いますが、やっぱり似たり寄ったりなんでしょうね…。

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2004.06.21

車検対応LEDポジションランプ

残業続きです。終電近くに電車に乗ると寝過ごしてしまいそうで心配です。こないだも寝過ごして、上り電車が終わった後だったので、クルマで迎えにきてもらいました。駅でぼーっと待ってると妻の運転するクルマがやってきました。ポジションランプはPIAAのLED2連型。まだLEDポジションランプが市場にあまり出ていないころに買ったものなので、ヘッドライト内のリフレクターに反射しやすいように設計されておらず、遠くから見るとLEDのところだけが点に光って見えました。
昨日は休日出勤でした。昼休みに近くのカー用品店へ行ってみました。車検対応LEDポジションランプというものがあって、レンズの形がなかなかよくできていたので買ってみました。LEDポジションランプで車検に通ったという声もたまに聞くので白くて明るいと大抵は通るだろうと思ってましたが、この車検対応のLEDは300m離れても視認できるとか、そういう保安基準を満たしていることを図解した小さな紙っぺらが付いていました。これを検査官に見せると通るよ、ということで車検対応なんだそうです。なるほど。LEDポジションでおそろしく暗いものがありますが、そういうものじゃなければ大抵は通っておかしくないと思います。でもなぜか車検非対応(競技用…なんじゃそりゃ)として売っているものばかりだったので、こうやって正当性を主張してくれるメーカーが出てきて嬉しいです。電球メーカーから圧力でもあったのかな?

圧力といえば、マフラーの騒音問題。うちの近くの高速道路を走る改造トラックの爆音ときたらバリバリとサッシが揺れるほどの音量です。そこらへんのスポーツカーのマフラーの音なんて屁みたいなものです。それなのにああいう爆音トラックは一向に減らない。料金所で検問すれば1分間に3台は捕まえられるでしょう。ケーサツはなぜもっと検挙しないのかな。圧力かな。

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2004.06.14

梅雨らしからぬ。

快晴でしたね。忙しくなってきたので日曜は仕事をしていました。最近、毎日昼休みに30分間歩いています。もちろんダイエットのためです。徐々に体重が減ってきているようで、その記録は左のダイエット記録リンクから見れるようにしています。体重を世界中にさらすことでみんなでダイエットを頑張ろうというコンセプトの無料サービスがあるんです。めざせ!68キロ。

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2004.06.13

はじめてのミニコン

040612
Mini-Pod ミニポッドスピーカーとINTEC 205はベストマッチング

オンキョーの INTEC 205 シリーズの A-909 Limited の中古と C-709X の新品を買いました。ミニコンを買うのはこの歳になって初めてです。今まで使っていたフルサイズのステレオと比べてどれぐらい音がしょぼくなるのだろうか、とか最近の技術は進歩してるだろうから物凄く良い音になってるんじゃないだろうか、とか考えていましたが、音を聞いてみてそういった妄想が吹き飛びました。この横幅205mmというサイズ、この値段でこれぐらいの音が出てるのは凄いと思いました。ミニコンの中でも ONKYO インテックは、書斎や寝室にちょこんと置きたいステレオ世代向けなので、派手すぎず非力過ぎず、なかなか良い音をしています。今風の音というのとは違うかもしれませんが、中域がちょっと控えめで、中高域が出ているように聞こえます。パーカッションやシンセが艶っぽく鳴る感じで、最初は「こんな音、入ってたっけ?」と驚きました。音の繊細さとS/Nはさすがにフルサイズに負けますが、小さなボディに大きなトランスとコンデンサが詰め込んであるのが上のスリットから見えて、なかなか豆タンクな感じでムフフと眺めてしまいます。ラジコンで言うと京商ミニッツレーサーという感じですね。なにしろこのサイズで4オームのスピーカーがドライブできる設計が良いです。不満点といえば、C-709XがINTEC205シリーズの最高級機なのに、トレーの開閉音が安っぽいのと、アンプのトーンコントロールのハイ側が10kHzなのですが本当に下げたいのは12kHzあたりな点、それから電源ケーブルが細いところ、です。いずれアンプはコンデンサーと電源ケーブルを交換しようと思っています。これでさらにサイズ離れした音になるでしょう。とにかく、落ち着いたデザインで派手過ぎない音、もうそれだけでおじさんは満足です。いい買い物をしました。

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2004.06.09

マイクロポッド!

いや~、出ましたね。Mini-Podの小型版、Micro-Podです。

ミニポッドのほうは、数年前にイギリスから個人輸入して、未だに新しいCDを買うたびにその驚異的な音に酔いしれています。

http://www.scandyna-speakers.com/

立体ホログラムのように浮かび上がる定位は、あのカタチのなせる業です。
レビュー雑誌が好きな方には、こちらの説明をどうぞ。
http://www.podspeakers.com/reviews/jp/audiotext.jpg

新登場のマイクロポッドは8センチウーハーと2センチツイーターの密閉型2WAYです。お値段もグッとお求めやすくなっています。
http://www.podspeakers.com/
マイクロポッドのスペックを見ると、80Hz~25kHz(-6dB)と書いてありますが…、いやアンタ、6dBも特性がフラついちゃ、それは設計ミスですよ、とツッコミをいれたくなります。もしかしたらローエンドとハイエンドが -6dB落ち込んでいるのを無理矢理含めて再生帯域を広く書こうとしてるのでしょうか。ホントは真ん中へんはせいぜい -2dBぐらいのフラットさであってほしいと願います。

さてこの目ん玉スピーカーマイクロポッドをどうしようと考えているかというと、相変わらず4オームなのでクルマのダッシュボードの上に固定してハイ+ミッドレンジスピーカーとして機能させてしまおうという作戦です。定位の良さは折り紙つきですのでミッドから上をごっそりとダッシュ上に構成します。低音はドアのウーハーで補います。そうですね、クロスは250Hzぐらいで。さらにサブウーハーに63Hz以下を担当してもらいます。これで3WAY+SWシステムが完成します。とってもリーズナブルにB&Wサウンドがクルマに持ち込めるのです。いや~、早くやりたいなあ。でもONKYOのINTEC買っちゃったしなあ。しかもまだそれが家に届いてないしなあ。

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2004.06.07

最近のサザエさん

日曜の夜といえばサザエさん。しかしこのところサザエさんに異変が起きています。なんだかやたら見慣れない画角で描写しているのです。夕食は波平が窓側に座って正面からみんなが取り囲むというのがここ数十年の定番のアングルでしたが、最近は窓の方から撮っていることがあります。昨日の放送では演奏会に行くという話でしたが、サザエさんが街に出るのはせいぜいデパートぐらいだったのに、市街地をタクシーで走るシーンがあったり、マスオさんがおでん屋ではなくバーに飲みに行ってたり、こち亀かと思うぐらいやたら背景の枚数が増えています。究極の使い回しがサザエさんワールドであって、いつも変わらぬサザエさん一家をみて安心感に浸っていたはずが、最近はもう見慣れない絵が続出で気になって仕方ありません。セリフまわしも微妙に変わったようで、サザエさんの声優さんもしゃべるのに苦労しているような、ぎこちなさが伺えます。どうしてこんなことになっちゃったんでしょうね。プロデューサーが変わったのかな。背景を凝ったって視聴率なんて変わりませんから、どうか元のサザエさんに戻してください。試聴者は異変に気づいていますよ。フジテレビ様。

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2004.06.01

80年代ロック

昔のことはたまに思い出してやらないと忘れてしまいます。でもなぜか突然思い出すことがあります。夕食中の会話で80年代ロックの話題になりました。元ジェネシスのハゲおやじの名前、なんだっけ?と僕が聞くと妻も忘れたという。食卓に置いてるノートパソコンで検索するとすぐに出てきました。そうだ。フィルコリンズだった。

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