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2004.04.04

新世界

DEX-P1の取付完了。7877Jに戻す必要はない、と思いました。

DSPの調整のしやすさ、フィルターの効き、音の鮮明さ、全て気に入りました。特に音の良さといったら、7877Jのブラックアウト時の音質からさらに1枚、皮を剥いだような鮮明さです。単にハイに伸びてるというわけではなく、たとえばクロスオーバーの設定でHIGHのHPFを-12dB/octにしてMIDのLPFを-12dB/octでクロスさせたとき、クロス部分が逆位相で歪むのがよく分かります。ピアノがゴンゴンと濁ります。これを回避するためにHIGHの出力そのものを逆位相にしてMIDにクロスさせることができます。きれいに倍音がツイーターとミッドで馴染んでいるのが分かります。
7877Jでこれをやろうとすると、ケーブルで位相を反転させるというアナログ手段が必要です。

アンプレスモデルだけあって、プリセットEQがフラットしかない質実剛健さがこれまた良いです。電源を切っても各ボタンが照明でうっすら光ってるのも便利です。もうちょっと丁寧に作ってほしいと思ったのは、選曲したときに、前の曲をプチッとぶった切ってしまうことです。昔のアルパインなら廉価機種でも選曲で速いフェードアウト、電源オンでフェードインしてくれる細やかさがあったのに。
とにかくこのデッキ、アンプレスの世界を体験するには十分な魅力がありました。

040404.jpg

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